3つの願いが叶うなら…
もしも3つの願いが叶うなら?
おとぎ話でありがちなシチュエーション。
どこかの国のえらそうな人は
「そんな夢みたいなこと言ってないで真面目に働きなさい」ってさ。
もし私がその権利を獲得したら
あれも欲しい、これも欲しい。
あんなこともしたい、こんなこともしたい。
いろんな願いが脳裏を駆け巡る。
でも、数多くのおとぎ話を読んできた私には、その傾向と対策が備わっている。
ここは自分の欲望をぐっと抑えて、ささやかな願い事をするのが得策だ。
大きなつづらを選んだおばあさん、金の斧を選んだ木こり、肉を奪ったよくばりな犬など、いずれもちょっと欲を出してしまったばっかりに散々な結果を招いてしまった。
私はこの教訓を踏まえ、こうお願いしてみようと思う。
「私には1つの願いで十分です。
残りの2つは他の人に譲ります。
私のたったひとつの願い事。
それは
一生遊んで暮らしたい。」
私のささやかな願い事叶うかなぁ…