TEBUKURO’s diary

まだ出会っていないあなたへの手紙

瞑想始めました

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イスに座って足を床にぴったりつける。
もしくはクッションの上にあぐらをかく。
背筋を伸ばして両手は膝の上。
目を閉じて呼吸に集中し、そのまま5分。

特に難しいことをするわけではないが、実際に試してみると5分が長い。

どうでもいいようなことを考えてしまわないように、自分の呼吸に合わせて「吸って」「吐いて」と心の中で言うといいらしい。

「おなかすいた」とか「雨止まないな」とか「ファーストクラスで出張に行ってみたい」とか気付いたらいろんなことを考えてしまっているので、慌てて「吸って」「吐いて」に戻す。

脳の前頭前皮質への血流を増やすため、鍛えてみることにした。
そうすることで脳の潜在能力を最大限に引き出すことができるそうだ。

お金も時間もかからず、ノーリスクではじめられる。

私の脳の潜在能力。その無限の可能性を信じて。

3つの願いが叶うなら…

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もしも3つの願いが叶うなら?

おとぎ話でありがちなシチュエーション。

どこかの国のえらそうな人は
「そんな夢みたいなこと言ってないで真面目に働きなさい」ってさ。

もし私がその権利を獲得したら

あれも欲しい、これも欲しい。
あんなこともしたい、こんなこともしたい。
いろんな願いが脳裏を駆け巡る。

でも、数多くのおとぎ話を読んできた私には、その傾向と対策が備わっている。

ここは自分の欲望をぐっと抑えて、ささやかな願い事をするのが得策だ。

大きなつづらを選んだおばあさん、金の斧を選んだ木こり、肉を奪ったよくばりな犬など、いずれもちょっと欲を出してしまったばっかりに散々な結果を招いてしまった。

私はこの教訓を踏まえ、こうお願いしてみようと思う。

「私には1つの願いで十分です。
残りの2つは他の人に譲ります。
私のたったひとつの願い事。
それは

一生遊んで暮らしたい。」


私のささやかな願い事叶うかなぁ…



記憶の中の物語

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赤ワイン色の表紙に金色の文字のタイトル。縁取りも金色で装飾された外国の物語の本。
それが私のお気に入りだった。

どっしりとした重みのあるその本を開くと、まわりの空気も変わるような気がしてた。

ところどころに出てくる挿し絵には、きらびやかなドレスのお姫様や白いタイツの王子様、黒いマントの魔法使いなんかが鮮やかな色彩で描かれていてすごくドキドキした。

本のページを開くと、どこだかわからないその国に自分もいるようなそんな感じになってた。

あの頃のような衝撃を求めて探すんだけど、
そこまで入り込めるような本にはなかなか出会えない。

記憶の中の思い出との勝負は、
はじめから負けが決まっているのかもしれないね。

6月の散歩道

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歩くと脳からθ波っていうのが出るんだって。
よく聞くα波やβ波じゃなくてθ波。
そのθ波が出てると記憶力が良くなるらしいよ。
 
昨日ちょうどそんな本を読んだの。
学生の頃に知りたかったな。そしたらテストの時に、英単語や歴史の年号なんかも歩きながら簡単に暗記できたかも。
 
今は特に覚えるべきこともなく、せっかく出ているθ波を有効活用することができなくて、もったいないななんて。
 
そんなことを考えながらのんびりお散歩もいいね。
 
ふと気がつくと目の前にツツジ。ピンク色の花がしおれかけている。ツツジの季節はもう終わりかな。
その隣には紫陽花が
「次は私の出番よ」って言っているみたい。
自信満々で咲いている花がキラキラ眩しい。
 
私の出番もそろそろやってくるよね?

会いに来てくれてありがとう

おばあちゃんの夢を見た。

おばあちゃんは元気で顔色もよく、お肌もつやつやでニコニコしてた。

台所のイスの上に乗って高い戸棚に置いてある小麦粉を取ろうとしたから、私は大慌てでイスを支えに行った。

それからおばあちゃんは
「チューリップが綺麗に咲いとおなぁ」って言った。

チューリップの季節なんてもう過ぎてるよ、おばあちゃん。
壁紙のチューリップのこと?って思ってたら
花瓶にブルーのチューリップが活けてあった。
でもそのチューリップも花びらが何枚か落ちてもう散りかけてる。

そのときくらいから私はもうおばあちゃんはいないんだって気付いてた。

おばあちゃんがニコニコしてるから私も笑顔で話そうとしたんだけど、どうしても涙が溢れてきて…

目が覚めたら暖かい気持ちと涙が溜まっていた。

たっぷりいちごとカスタードクリームのトースト

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今朝は何故かいつもよりはやく目が覚めて
いつもなら二度寝とかしちゃうんだけど
今日は朝からなんだか気分が良くて
早起きしてヨガをしてたの。

鋤のポーズって首から背中を通って腰まで
ぐーっとのびる感じがしてとても気持ちいいし、
なんだかリラックスして瞑想できる感じが好きなんだよね。

でも今日は鋤のポーズの最中になんか背中がぴきってなったみたい!
背中が痛いよ。。。

改めて鋤のポーズを調べてみたら
「途中で決してよそ見はしないように」
って。
なんだか昔話にでてくるキーワードのようなことが書かれていて。

そういえばよそ見したかも。。。

背中が痛い。
何もせずにじっとしてても痛い。
動かしても痛い。

う〜ん。
リーダーに相談しようにも
今日に限ってまだ起きてないっぽい。

しかたがないから気を取り直して
朝ご飯を食べよう!

まずは、
牛乳とたまごとお砂糖と少しの薄力粉で
カスタードクリームをつくる。
できたてでぬくぬくのカスタードクリームを
トースターで軽く焼いた食パンの上にこれでもか!
というほどたっぷりのせる。
その上にいちごをスライスして
これもまたたっぷりのせる。

たっぷりいちごとカスタードクリームのトースト完成!

ぬくぬくカスタードと冷たいいちご。
甘いのと甘酸っぱいのと。
朝からしあわせな美味しさ。

食べたら背中の痛みも少し和らいだような。

猫と時計と観葉植物と

友達に連れて行ってもらったんだけどね。
一見、何のお店なんだかわからなかったの。
 
古道具屋さんなのかな?
お店の前には古いタンスが置いてあって
開いたひきだしの中には猫が三匹気持ちよさそうに眠ってたよ。
 
扉を開くとあちこちに観葉植物が並べられててね。
上の方からつり下げられてるのとかもあったりして
ちょっとしたジャングルのような空間が広がってたの。
 
薄暗い店内はそれほど広くはないんだけど
なんだか異空間に紛れ込んでしまったような感覚になったよ。
 
見渡すとあちこちにいろんな種類の時計があってね。
そのどれもが違う時間を指してるの。
 
きっと外の世界とは違う時の流れをしているんだと思う。
 
4人がけのテーブルの席に向かい合わせで座って
目の前にあるメニューからココアを注文してね。
珈琲専門店みだいでいろんな種類の珈琲が並んでるメニューの中から
ココアを注文するのはちょっと申し訳ない感じもしたんだけどね。
 
その不思議と心地よい空間で
何もせず静かにただ座っていると
自分もそこに
もとからあったもののように感じてきて
 
そこからの記憶は曖昧なんだけど
覚えているのは
あなたの後ろ姿を見たってこと。
珈琲の香りのするジャングルで確かに見たの。
 
もう一度会いたくて
あのお店へ行けばまた会えるのかな?
 
もしかしたらあのお店自体が幻だったのかもしれない…